いろは(葉色分析システム)

iroha

IROHAとは

撮影用ドローンを活用し「農地」の情報をデータ化するサービスです。主に作物の葉色診断に利用され追肥の時期、施肥量の目安として普及が進んでおります。

葉色解析サービスIROHA

写真:いろは

新しい時代の農業を考えるすべての生産者へ
AI画像解析で農地管理をスマートに

撮影用ドローンを活用し、「農地・作物の見える化」、「情報の記録・共有」を通じて農業の効率化を強力にバックアップするためのサービスです。
初めてドローンを購入されたお客様にも多数利用されています。

『IROHA』のサービスコンセプト

1.農業に「図面」という考え方を。

一般的に製造業には、品質を均質化し、生産を効率化する「図面」が存在し、それに基づいて生産が行われます。
農業においてはどうでしょう?勘、経験、暗黙知等に頼ることが多い農業は、製造業でありながら「図面」が存在していないにも
等しい状況です。「葉色解析サービス いろは」は、空からのデータを「図面」として生産者へ提供し、新たな「視点」による
次世代の農業スタンダードを実現するスマート農業ソリューションです。

2.空からの視点で農地の「全体把握」を一瞬で。

衛星画像やドローン画像といった上空からの視点が、広大な農地の全体把握を一瞬で可能にします。
人間が行うと膨大な時間と労力が掛かり、不可能とも思える農地の「全体把握」が『いろは』によって”あたりまえ”のものとなります。

3.「農地へ行かない」という新しい見回りの概念。

「農地へ赴く」ことだけが農地を確認する方法ではありません。農地へ足を運ぶよりも、もっと早く、もっと自由に、もっと正確に。
『いろは』によってデータ化された農地には、いつでも、どこからでもアクセスすることができます。

『IROHA』でできること

1.農地を画像データに変換

ドローンが農地を画像に変換します。ドローン画像の解像度は、およそ1mm。
作物の個体の状態、雑草の種類まで確認できる、それがドローン画像です。
※解像度は撮影高度によって変わります

2.クラウド上で農地を管理・記録・共有

撮影した農地の画像、農地の解析結果はWEB上の地図の上に記録されます。そのため、インターネットに繋がっていれば、
いつでもどこでも農地の状態を確認することができるのです。WEB上の農地に記録を付けて関係者へ共有する。
前年の農地の状態を振り返る。現場主義に基く農地管理の概念が変わろうとしています。

3. 農地や作物を解析

画像データに変換された農地は画像解析技術により解析されます。色味を定量的に表示する、作物個体の数や大きさを計測する、
地面の高低差を見える化するなど、解析の手法はその目的によって様々です。

利用事例

水稲栽培における利用事例

水稲の葉色診断

農地内の生育ムラの判断が課題
  • 水田内の生育ムラは人による目視と主観により評価が行われています。
  • そこで得た情報を他の人へ正確に伝達することは難しく、結局は現地に確認しにいくしか方法がありませんでした。
評価基準の統一と情報の可視化
  • 『いろは』の葉色診断は、ドローン画像で農地全体を画像に変え、画像内に写り込んだ色の度合いに応じて葉色を定量的に評価します。
  • この方法により、圃場全体の生育ムラを確認することが可能です。農地の特性を把握する、また追肥作業の参考として頂くこともできます。
水稲の生育状況の確認

農地全体で葉色を定量評価し生育ムラを可視化

Before
写真:葉色診断前
葉色診断結果
写真:葉色診断結果

水田の雑草診断

水田内部の確認ができない
  • 初期除草剤や一発除草剤で取りこぼした雑草の処理を行う上では、雑草の発生状況と発生している雑草の種類を把握することが重要です。
  • しかしながら、水が張った水田の内部までを目視で確認することは容易なことではありません。
雑草の発生を検知
  • 画像解析AIを用いて雑草を自動的に検出します。
  • 雑草が検出されると地図上の画像アイコンが赤くマーキングされ、ユーザーに雑草の存在をお知らせます。
  • 雑草が検出された画像を展開頂くことで、雑草の発生状況をご確認頂けます。
水田内の雑草発生状況の確認

雑草を検出し、発生地点を見える化

Before
写真:雑草診断前
雑草診断結果
写真:雑草診断結果

関連リンク・関連画像

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